新型コロナ関連予算約70兆円

2020年度、国家予算の中で新型コロナに関連する費用を合計すると約70兆円になります。4月から3月までのコロナ死者数は約1万人。70兆円を使うほどの病気だったのか?と思うのは不謹慎でしょうか。

インフルエンザの死者数は年間約1万人。ワクチンや薬を使っても1万人です。コロナは、昨年はワクチンなしですから、ワクチン・薬なしで1万人。インフルより軽い病気なのですね。もっとも、あれだけ自粛したから1万人で済んだという考えもあるので、客観的結論は簡単には出ません。

今後、新しい感染症が発生したとき、また自粛、そして、国家予算70兆円を投入するのでしょうか?

 

70兆円を使っても国家破綻しない日本は大したものですね。税金ではなく、国債で賄ったそうですが、その国債を買ったのはなんと日銀だそうです。便利ですね。これに味をしめて、どんどん予算をばらまこうということになるのは必至です。今現在1200兆円の赤字ですが、2000兆円になるのもそう遠くなさそうです。国家破綻した時どうなるかのシミュレーションが必要です。

 

教訓 1 :今後、どんな感染症がやってこようと、国家規模の自粛をさせてはならないということです。インフルに見習って、学校閉鎖とか、クラスターが起きた場所だけの閉鎖にとどめるべきです。

教訓 2 :今後、保健所を使う感染対策はやめるべきです。保健所の職員の数が少なすぎます。それに、今回のコロナでは、町医者がガラガラになってしまいました。「熱のある人は医者に行かず、保健所に電話するように」との、最初のコロナ対策が間違っていたのです。大きな反省点ではないでしょうか。